当クリニックは、NBIを搭載した最新の内視鏡システムを採用しております。
NBIとは、特殊な青と緑の光を用いて、粘膜内の血管などの観察をサポートする、内視鏡の新しい技術です。NBIによって、通常光観察では見えにくかった、がんなどの極少病変の早期発見につながることが期待されています。
健診で行うバリウム検査では、早期がんが見つかる可能性が低く、中には進行するまで発見されないケースがあります。したがって、胃の検診はバリウムのみではなく内視鏡も選べるようになりました。しかし内視鏡検査は苦痛を伴う事が多いため、内視鏡検査に踏み切れない方、一度検査を受けたが苦しくてもう受けたくないと思っている方が多くいらしゃいます。当クリニックでは、鎮静剤を併用し出来るだけ苦痛を与えずに検査を行う事が可能です。
鎮静剤を使うことで痛みを軽減し、出来るだけ負担の少ない検査を心掛けます。各症例ずつ、年齢、体重を考慮して投与量を調節します。多くの症例で軽く眠っている状態となります。検査後は鎮静剤の拮抗薬を投与し、1時間程度ベッドでお休み頂きます。
当クリニックでは、オリンパス社製の最新の内視鏡機器を導入しております。ハイビジョン画像による極めて鮮明な画像が得られます。また、拡大内視鏡、NBIを用いて、高精度の診断を目指します。
鎮静剤に不安がある方は、苦痛の少ない経鼻内視鏡の選択も可能です。モニターを見つつ、医師とお話しをしながら検査を受けられます。
胃内視鏡検査と同日に大腸内視鏡検査が可能です。先に大腸内視鏡検査を行い、その後胃内視鏡検査を行います。通常検査時間は両方併せても30分程度です。
胃の検診は是非内視鏡で行いましょう。
STEP1 |
予約時間に来院し、「同意書」・「問診票」を受付へ提出して下さい。 |
---|---|
STEP2 |
胃の中をきれいにする薬を飲んで頂きます。 ゼリーとスプレーで喉(のど)の麻酔をします。
|
STEP3 |
内視鏡室のベッドに横になり、マウスピースをくわえ(スコープを噛まないようにする為)検査が始まります。 |
STEP4 |
鎮静剤を使用した方は、検査終了後から1~2時間ほど回復室でお休み頂きます。 |
STEP5 |
検査終了後(鎮静剤を使用した方は目が覚めたら)、医師より説明があります。 |