
大腸内視鏡検査について
大腸内視鏡検査は胃カメラ検査と比較しさらに痛みを伴う事が多いため、敬遠される代表的検査です。しかし、大腸がんは年々増加傾向にありますので、内視鏡検査の有用性が認識されてきております。
大腸内視鏡検査は検査前に下剤を飲んで頂き、腸の中の便を出して空っぽの状態にしてからの検査になります。前日に食事制限もありますので、検査2日前までに一度診察に来て頂き、下剤のお渡しおよび前日の食事制限のご説明を致します。
大腸内視鏡検査は胃カメラ検査と比較しさらに痛みを伴う事が多いため、敬遠される代表的検査です。しかし、大腸がんは年々増加傾向にありますので、内視鏡検査の有用性が認識されてきております。
大腸内視鏡検査は検査前に下剤を飲んで頂き、腸の中の便を出して空っぽの状態にしてからの検査になります。前日に食事制限もありますので、検査2日前までに一度診察に来て頂き、下剤のお渡しおよび前日の食事制限のご説明を致します。
大腸内視鏡検査において大抵の痛みの原因は、挿入時の空気の挿入及び腸管を伸ばしてしまうことによる伸展の痛みによります。当院では、挿入時に一切空気を入れない無送気で、かつ腸管を可能な限り伸ばさない方法で挿入することで、鎮静剤なしでも約75%の方はほぼ無痛で検査が可能です。しかし、小柄な女性、術後の腸管癒着症例、腸管過長症例など、少なからず痛みを伴う症例もあります。その場合鎮静剤を使う事で痛みを軽減し、出来るだけ負担の少ない検査が可能です。各症例ずつ、年齢、体重を考慮して投与量を調節します。
当クリニックでは、オリンパス社製の最新の内視鏡機器を導入しております。ハイビジョン画像による極めて鮮明な画像が得られます。また、癒着や小柄な方用に、径が細いスコープもございます。
当クリニックでは、ポリープを認めた場合患者様の肉体的・金銭的・時間的負担を考慮して検査と同日にポリープを切除します。外来で十分切除できる範囲であれば、その場で切除します。ポリープを多数認める場合は、数回に分けて切除が可能です。
炭酸ガスは、空気と比べより早く腸管に吸収されます。大腸内に入れる空気を炭酸ガスに変更することで、検査後の腹部の張り感を抑えることが出来ます。ポリープの処置など検査に時間がかかった場合、明らかに差を自覚出来ます。
大腸内視鏡検査は胃カメラと同日検査が可能です。検査は先に大腸内視鏡検査、その後胃カメラを行います。通常検査時間は両方併せても30分程度です。
注意事項を必ずご確認ください。
<注意事項①>
・検査は必ず午後2時以降になります。午前中の検査は行っておりません。胃大腸同日検査の場合も午後になります。
<注意事項②>
・前日朝から検査食を召し上がって頂きますので、検査2日前までに一度診察に来て頂き、検査食、下剤のお渡しおよび前日の食事制限のご説明を致します。
<注意事項③>
・血液をサラサラにする薬(抗凝固薬、抗血小板薬)を内服中の方は、薬の休止の有無、期間など医師との確認が必要です。
<注意事項④>
・鎮静剤を使用する場合、検査後に車・バイク・自転車の運転は大変危険ですのでお控え下さい。
必ず公共機関を利用するか、送り迎えを頼んで帰宅するようにして下さい。
鎮静剤を使用しない場合は、運転は可能です。
<注意事項⑤>
・ポリープが見つかった場合、大抵のポリープはその場で切除致します。切除したポリープの大きさによっては、術後の食事、飲酒、運動の制限が必要な場合があります。各症例で異なりますので、切除後に説明致します。(制限がない場合もあります。)ただし、2cm以上のポリープで切除が難しい場合は、連携施設にご紹介致します。
・さらに注意点として、ポリープを切除するとまれに(1%以下)とった部位から出血して、再度内視鏡で止血が必要になることがあります。
STEP1 |
予約時間15分前に来院し「同意書」・「問診票」を受付へ提出して下さい。 |
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STEP2 |
検査着、検査用パンツに着替えてもらいます。 |
STEP3 |
鎮静剤を使用した方は検査終了後1~2時間、回復室でお休み頂きます。 |
STEP4 |
検査終了後(鎮静剤を使用した方は目が覚めたら)医師より説明があります。 |